酒造の分析管理が地味にめんどくさい

酒造の分析管理が地味にめんどくさい

on Sep 26 2026
Table of Contents
    酒造りって櫂棒と呼ばれる木の棒を使って醪を混ぜるのを想像されると思いますが、ウチのような零細酒蔵ではそれほど時間も掛からないのですが
    大手の酒蔵だと大変な作業みたいです。


    それより大変なのが、記録です。

    酒蔵では、日々アルコールの出来具合だとか、酸の状態などを醪から少し取り分け分析という作業があります。
    この作業がほぼ毎日行うのですが、その分析自体は日々のルーティーンなので然程苦になりませんが、結果を記録し保存するというのが大変なのです。
    酒蔵は国税庁の管轄なので、定期的に監査が来てちゃんとしてるか確認に来られます。
    分析結果のほか、原料の在庫管理、販売管理など金額ではなく量や数が合っているかを見に来られます。
    その際、記録が曖昧であったり、そもそも記録していないと怒られるので、しっかり管理したいのですが、決まったフォーマットのようなものはなく
    コレとコレとを記録してねと言った決まりしか無いので、各自エクセルで管理したり、紙で記録したりと様々です。
    最初はどうやって管理するの?、何を記録すれば良いの?と判らないことだらけだったので
    国税局に問い合わせたら、決まったフォーマットはないのでエクセルなどで管理してもらったら良いですよしか言われない。
    国税局のホームページで調べてもよく判らない・・・
    取り敢えず、分析した結果を記録し、原料も入ってきた、使ったを記録、出来上がったモノを瓶詰めして販売したものも記録していた。
    ただ、面倒なことがあった。

    ウチも最初はエクセルで記録していました。

    分析して結果をメモし、そのメモを持ってパソコンを開きエクセルを立ち上げ入力という方法でした。
    こうやって描いていると簡単ですが、うっかりメモを取り忘れて再度分析をやり直すと言ったことも多々ありました。


    ではと、表をプリントアウトして手書きで書こうかと思いましたが、表を作る段階で諦めました。
    今のITの時代に、一々紙で管理するの?という思いが持ち上がりその煩わしさに躊躇しました。

    それ以上に面倒なのが玄米などの原料の管理

    玄米は農家から仕入れをしているのでそこは簡単。

    その後精米したら玄米が減り、白米が増えるので項目も増える。

    白米を使って麹を作ったらさらに項目が増えた。

    そこにため麹の項目が増えた。

    別に増えるのは良いが、管理が大変、一方が減り一方が増える、それに微妙に量が変わる。

    精米したら糠の分白米が減るし、製麹したら麹が増える。

    コレをエクセルで管理しても、正確に管理するのは至難の業、大体どっかでズレがしょうじるので、現在庫と記録を照らし合わせ調整するのを毎月やってた。

    今は良いが今後こんなことをしてたら絶対に合わなくなるのが目に見えている。

    AIってスゴイ

    これらの在庫管理や分析結果の記録など、必要なことを全て盛り込んでできないかAIになげたら意外と簡単にできた。
    ではと、日々の分析結果を、自社のホームページのドメインを切ってサブドメインを作り、そこに分析結果を記録するようにしたら
    スマホからも入力ができるし、煩わしい、在庫管理も一気に片がつくということで開発に着手。
    構想や必要事項を細かく指定しAIに作ってもらってそのデータをサブドメインに置き、スマホとパソコン両方で管理できるようにした。
    *サブドメインとは、通常のドメインを分割して別サイトを作る方法。
    Google などが使っている方法で、https://calendar.google.com/ 赤字の部分がサブドメイン、ウチもhttps://サブドメイン.nnts.jp/という別サイトを作って分析や在庫管理を行っています。
    そんなことをしたら、AIにデータを吸い取られるのでは?、と思うかもしれないが、サーバー内でパスワード管理しているので中身を見ることは出来ない使用。
    Googleにインデックスされることもないので検索にもひっからな無い。下手にインデックスされアクセスがないとなれば、SEO的にもよろしく無いので絶対に見つからないようにしている。

    分析結果だけでなく

    醸造の管理、製麹の管理も行っている。
    醸造中定期的に測定のために、蔵の中に入ると雑菌汚染のリスクが高まるので、できるだけ入りたくないというのもある。

    醸造に関して

    品温、比重、室温、湿度、CO2データを1分ごとに測定しサーバーに送るようにしている。
    比重は計算すれば日本酒度などが測定できるし、そのデータを元にすればどれくらいのアルコール度数かもわかる。度数の上がり方を見て室内の温度を下げたり上げたりしている。

    製麹では

    品温、室温、湿度、CO2データを管理していて、さらに室内の温度が下がればヒーターをONOFF出来るようにしている。
    もちろん品温が高いときはONしないようにプログラミングされている。
    これらのデータが有れば、日になんども室に入り温度の確認したりする事が減らせるのではと思います。

    システム作ります

    ESP32 アルデュイーノPC

    分析結果や在庫管理を。手動で行っていて大変だなぁと思っておられる酒蔵さんへ、
    システム構築受けいたします。
    内容などはインスタでも公開しています。そちらからDM下さい。

    内訳

    買い切り(追加負担なし)
    相談無料
    システム構築費
    材料費
    訪問設置(+交通費実費)
    3ヶ月間の仕様変更対応
    3ヶ月間の使い方相談
    ホムページがない場合は別途お作りします(別途費用が必要です)
    管理サイトだけなら基本無料(ドメイン代金、サーバー代は必要です)
    酒類ごとにサイトが必要(2個目からは半額)
    1年保証
    その他の醸造酒以外にも、ビール、発泡酒、リキュールほか対応いたします。

    主な管理項目

    • 原料の在庫管理
    • 分析結果
    • 醸造中のモニタリング
    • 詰口した後の販売管理
    IoTを使えば驚くほど管理が楽になります。

    フリーダイヤル:0120-34-2015 若しくは お問合せ から、お気軽にご相談下さい。

     

    今後の課題

    醸造中のデータは送られてくるが、室温の管理は手動で行わないといけない。
    製麹の温度が上がってきたときの手入れと呼ばれる作業も人力である。
    この辺りを自動化出来ればと考えている。

    Leave a comment

    醸造家プロフィール

    この記事を書いた人

    クラフト酒 エンジニア 杉本 昭博

    旨い酒を作りたいという思いで、岸和田の地にてIoTを活用した酒蔵を始めました。また、酒造りの傍ら、古美術商も営んでおり、ぐい呑みなどの酒器を集めています。