店主プロフィール

酒蔵代表取締役・醸造長のプロフィール


醸造家 / Brewer & Founder
杉本 昭博
代表取締役 醸造長 古美術商

仕込み中の店主

STORY

私は31歳のとき、仕事中に脳梗塞を発症し職人としての道を断たれたその日から、人生は大きく舵を切ることになりました。

当時は半導体製造装置のメンテナンスをする仕事に従事していました。

その職場は平均的な残業時間が100時間/月を超えていたり、基本的に出張先での仕事のため年間200日ホテル暮らしという中々ハードな職場だったこともあり、最終的に体を壊し仕事ができない体になってしまいました。

そのご退職し、もともと骨董に親しんでいた、ぐい呑みや徳利など酒器の美の世界へと入りました。

物販の仕事として生計を立てながら、それでも胸の奥には
「いつかまた、自分の手で何かをつくりたい」という思いが消えることなく灯り続けたのでした。

発症から20年。麻痺が和らいできたことで、
ふたたび職人の仕事ができるかもしれないという気持ちが芽生えてきた。

そんなとき、たまたま足を運んだ酒蔵の社長による講演で、
酒造りへの情熱に触れ、深く心を動かされ、酒造りへの興味は以前からあった私は、酒を醸したいという思いに突き動かされた。

その理由も禁酒法時代の密造酒というフレーズへの中二病的な憧れ、男というのばいつまで経ってもバカなんですよね。
そして日本の密造酒といえばどぶろくという勝手なイメージから始まり、調べていくとどぶろくを製造する免許がある事を知る。

醸造の世界に踏み込む覚悟が決まった瞬間でした。

そして、2026年1月28日、「その他の醸造酒」製造免許を正式に取得しました。
いま、150Lのタンク4基が並ぶ小さな蔵で、一人静かに、酒を仕込んでます。

BREWERY

仕込みタンク

150L × 4基×フル回転
少量での醸造なので年中新酒がでます。

製造スタイル

毎回が一期一会
少量ゆえに毎回味が変わるので、大量生産のお酒では味わえません。

酒器コレクション

現役の古美術商です
ぐい呑み・徳利を今も収集のため細々と営んでいます。

管理体制

IoT で24時間管理してます
醸造・製麹データをリアルタイムで管理することで最適な状態をキープしています。

PRODUCTS


クラフトサケ希米しずく
どぶろくを袋吊りという重力のみで搾った、雑味のないクリアなお酒

フルーツ・クラフトサケ希米ふわり
どぶろくベースに季節の果物を添加。季節と素材が交差する一期一会の味わい。のフルーツどぶろくのほか、醪を濾してフルーツフレーバーのお酒も作っています。

 生どぶろく希米とろり
米の旨みと発酵の力をそのままに。濾過しない生きたお酒。

IoT BREWING


リアルタイム醸造管理
品温・室内の温湿度・比重などの醸造中のデータをIoTセンサーで24時間収集・記録。
製麹の状態も数値で可視化し、仕込みごとに最適な環境を維持することで、小さな蔵でも品質を安定させている。

JOURNEY

31歳
勤務中に脳梗塞を発症。職人の仕事を離れることを余儀なくされる。
療養・転身期
古美術商として再起。酒器との出会いを深めながら、「モノづくりの仕事」への思いを持ち続ける。
発症から約20年後
麻痺の回復を実感。酒蔵社長の講演をきっかけに醸造への情熱に火が灯る。コロナ禍が背中を押す。
2026年1月28日
「その他の醸造酒」製造免許を取得。どぶろく醸造を開始。酒器を愛でた手で、酒を仕込む日々へ。
2026年5月
大阪府が手がける「大阪商品計画」の12期生に選んでいただきました。